「啓蟄」
二十四節気の三番目。
啓は「ひらく」、蟄(ちつ)は「土中で冬ごもりしている虫」の意。
大地が暖まり冬眠していた虫が、春の訪れを感じ、穴から出てくる頃。

銘 braces
素材 牛革 トスカーナ・ヌメ
サイズ ちいさい、おおきい
素材には、イタリアはトスカーナで伝統的な技法によって
丁寧に鞣されたヌメ革を採用しています。
鞣しの工程には、化学物質を一切使用せず、ゆっくりと時間をかけて
植物性タンニンのみが用いられています。
小さな血筋、皺、些細な傷は、自然素材の証明でもあり、
この世の中で唯一の表情でもあります。
そんな時間をかけて丁寧につくられた革を、
時間をかけて一点一点を大切に仕上げてもらっている
ズボン吊りになります。

専用のボタンのあるズボンでも、勿論それ用のボタンのないズボンでも、
上手に取り入れてもらえる仕様を考え、かたちにしています。
これから先の時間の中で、長いお付き合いしてもらうことにより、
素材の持ち味でもあるエイジングを感じ、堪能して頂けることでしょう。
また細かなことpになりますが、金属パーツも、ご近所の蔵前の
工場で特殊なメッキにより細かなエイジングを施しています。
昨日までの装いにも新たな楽しみを。
今日からこの先の装いにも新しい楽しみを感じられる
付き合いがいのある存在となっていくでしょう。
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