きさらぎ1 と やよい1 に用いた「裏」の遊び心。
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注染で染め上げた「しまうま」
柄をおこし、版を彫ってもらい、染め上げてもらった「しまうま」です。
そして、この染めの生産は浜松注染によります。
そもそも注染は、日本独自の染色技法であって、
現在も日本でしか行われていないとされています。
表裏全く同じ色に染色でき、染料の滲みやぼけ、混合によるぼかしを活かし、
雅趣豊かな深みのある多彩な染色が特徴の染め。
昔々から、傳TUTAEEにとって大好きな技術の1つだったりします。
この手をかけた仕事による素材の面白さが伝えられると考え、
素材の良さを信じ、思い切って「裏」の素材とした訳です。