今回は、傘と人間を繋ぐ部位でもある持ち手について。

あらゆるものが便利な現代、モノをつくる世界には
そのモノをつくる為のパーツが無数に存在します。
パーツをつくるメーカーがそれぞれの考えにより、
様々な素材、デザインで無数につくられている訳です。
勿論、傘の世界も同様に新旧様々なパーツがある中、
雨花は・・・選びたいものがありませんでした。
どうしても具現化したいことが、ある。
肌に触れ、温もりのある天然の由来によるもので
手にした時に持ちやすく、
手にしていない時にもかわいげのある存在感。

雨花では、東北の木工の匠の力を借り、
このある植物からイメージした独特な形状の持ち手を、
雨花ukuwa 1st collection としてつくりました。
材質は、欅。
既存のフォーマットに沿った板からではなく、
ポテリとした厚みを出す為に必要な大きさのものから拵えて。
どうぞ宜しくお願い致します。